魯山人:文芸の本棚/河出書房新社編集部
魯山人: 文芸の本棚 味・陶・書・花・人…業深く崇高な芸術家
河出書房新社編集部
買取価格 550円
梅雨明けとともにうだるような真夏日。熱中症も心配なので水分を多く補給しようとすると、ついつい食欲も落ちてしまいがち。冷たいものばかりに目がいきます。
定番のあずきバー(食べ始めの歯が立たないくらいのあの硬さがたまらない)とホームランバー(なかなか本塁打が出ないやつ)白クマのローテーション。最近のコンビニはアイスも充実(^^♪ 目的以外に財布がゆるんでしまいます。
食欲は落ちているけど体重は増加するという…意外とカロリーが高いアイス摂取と夏場は基礎代謝が落ちるかららしいですが、あんなに汗かいても基礎代謝とは関係無いというのが、なんとも…
夏場もきちんと食べないとお彼岸の頃にバテるのが目に見えているので、活字で食欲増進!!
文庫未収録コレクションのタサブイトルに魅かれて手に取ったのが本書。
グルメ漫画のモデルともなっている魯山人。基礎代謝とかダイエットとかまるで関係無く、食材を最高に活かして召し上がるという事に言及されております。味に器に書に花に…なかでも味に関しては9歳からご飯を炊いていたという事も書いてあり、ただのグルメのおじさまではなく、自ら料理もし、器さえ作ってしまうというマルチな才能。
本書の『鮑の宿借り造り』『探訪深泥池の蓴菜』のエッセイは食欲増進効果!です。(どちらもオン・ザ・ライスには不向きですがお酒はすすむと思われます)
岡本太郎・棟方志功等との対談も収録。
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