女装して、一年間暮らしてみました。/クリスチャン・ザイデル
女装して、一年間暮らしてみました。
クリスチャン・ザイデル 長谷川 圭
買取価格 518円
ちょっと衝撃的な表紙ではあります、遊び紙をめくってもう一回衝撃!
きれいなお姉さん、しかも背が恐ろしく高そうな…何がすごいって脚が綺麗!(本人もご自慢らしい)
身長180センチ、足のサイズ28センチ。タイトなミニスカートに身を包んだ本人の写真はこの一枚のみ。
著者の経歴、ドイツの作家、元テレビ番組・映画プロデューサー。これは趣味の女装(?)とかではなく、一年に及ぶ実験。
きっかけは春先の肌寒い日にストッキングを履いたらあたたかいのでは?というところから始まります。
デパートのストッキング売り場であまりの多くの種類のストッキングに驚き、20・50デニールなる謎の単位に出会い、自分の足の大きさは28センチであるのに28のサイズが見当たらない事に困惑…やっとの思いで店員さんにデニールの意味を教えてもらい納得。
次第にストッキングからスカート、お化粧、ボディメイクと上級者になっていくのですが、筆者は当時新婚で奥様の当惑(そりゃそうだよね)やら自身の心の解放やら男女格差やらいろいろな事がまとめられています。
途中、男の友人が離れてしまったり、男性に戻った時に女性の友達の対応が変化したり、読み手側もハラハラさせられました。
男女問わず読んでいただきたい一冊!!
←「西武池袋本店、リブロから三省堂へ」前の記事へ 次の記事へ「怖い話で涼しくなれるか検証中…落語だけど笑えないww」→