あなたが事件を解決する本格推理ゲームブック
ミステリーナイト Mission Book
本格推理イベント『ミステリーナイト』を書籍で体験。封入の捜査資料等を手掛かりに、あなたが事件を解決する本格推理ゲームブック。
話題の本格推理イベント『ミステリーナイト』を書籍で体験!!
封入された証拠品・捜査資料などを手掛かりに、あなた自身が探偵となって事件を解決する本格推理ゲームブックの登場です。
(全ページフルカラー。巻末の袋には、物語を進めるにあたって使用する証拠品・捜査資料など18枚が封入されています)
『ミステリーナイト』は、E-Pin企画により、1987年に誕生した日本初の参加型推理イベントだ。参加者自身が目の前で起こった事件の謎を解く探偵となり、容疑者の行動・発言・証拠品や証言をもとに犯人とトリックを暴き出す体験ができる。
『ミステリーナイト』は、毎年夏に新作公演が行われいて、その他の季節には、『ミステリーナイトWinter』『ミステリー・ザ・サード』『イクスピアリミステリー』などのレギュラー公演に加え様々な推理イベントが行なわれている。
『探偵ミステリーツアー』は、毎回違う場所で、その土地や歴史・風土に沿って作られたオリジナルのミステリーストーリーで開催されるイベントで、一回50名限定、リアルタイム展開のストーリーであるという
『ミステリー紀行・大捜査網 』は、観光地や商店街など、街を舞台にした本格推理イベント。物語設定のリアルな体験を観光を兼ねて楽しめる。
現在は、伊賀上野(三重県)にて『伊賀上野謎解きミステリー紀行 幻の忍者殺人事件』が行われているとのこと。
ミステリーを読んだり、映画を見るだけでは飽き足らず、自ら体験したいと思う人にはたまらない企画だろう。かく言う私も機会が有ったら是非参加したいものだ。
で、本格推理イベント『ミステリーナイト』を書籍で体験できるというのがこの本。封入の捜査資料等を手掛かりに、読者が事件を解決する本格推理ゲームブックと銘がうたれている。
かなり前、おそらく20年くらい前の話だが、石ノ森章太郎氏作の「左武と市捕り物控」で、写楽とそれにかかわる殺人事件を解く小説「死ゃらく生」を手にした事がある。
石ノ森章太郎氏と言えば、「写楽=歌麿説」を提唱されていて、内容的にも、それがメイントリックのひとつだったと思う。
漫画と小説の2本立てて、付録で「かんざし」とか「血の付いた手ぬぐい」などの証拠品が付いていた、斬新な書籍だと思って購入したと記憶している。
でも、だからといって臨場感がある訳では無く、本当にただの付録でしかなかったような覚えがある。
この、『ミステリーナイト Mission Book』はそんな程度では無い事を祈るだけだ。