又吉君の本は「火花」です。「花火」ではありません。
台風一過で涼しくなるかと思いきや、真夏日です。
関東や東北は涼しいというか寒いくらいの気温になったというのですから、新幹線で2時間位の距離で長袖と半袖になってしまうという…日本はまだまだ広いというか気象は不思議です。
学生さんは夏休みもそろそろ終わりですが(もう学校が始まった地域もありますよね)少しでも本は読めたでしょうか?
私の場合、今思うとなんであんなに片っ端から読んでいたのかと…活字中毒だったのですね、完治するどころか慢性化していますが(笑)そんでもって、あの頃はどんな本でも頭にも入った気がします。今は呑み込むのもやっとの本が出てきたりしてます。
若い時に勉強しとけっていうのは総じてこういう事なんだろうな~って今更ながら実感しておりますwww
ひしひしと記憶力の低下と食欲の増加に苦しみながら、夜の長くなる秋が近づいてきます。
これから読む本を選んで机に積みながら、待ち遠しい秋です。
「花火」読んだ?と訊かれる事が多くなりました、(とっかかりから間違っていますが)今まで本の話などしなかった友人達の中でも又吉ブームは何かしら影響を与えたようです。雑誌「文藝春秋」9月号には2作品とも出ているので、単行本を買うのはちょっとと思う方は970円でお得かもです。
純文学ブームが来るなんて思いもしませんでしたが、それでも本を読むいいきっかけになればと思います。
こんな話を書く人だったかと思ったのが今日紹介の一冊。ことわざチックな短篇タイトルが7つ並んでいます。
北海道が基本舞台の短編集。
読み終わる頃には不思議ワールドに惹き込まれていますよ。
奇縁七景
乾 ルカ