すべては月のせい、(酒は呑んでも飲まれるな?)
気が付けばカレンダーも残り3枚となりました。スーパームーンだ、大物男性歌手結婚だのと騒いでいる声を聞いているうち、うっかりの10月開始です。
いつもより5万キロ近付いた大きなお月さんを相手に美味しいお酒を召し上がった方も多いのでは?
お酒も暖かいコーヒーも美味しい季節となりました、自宅で使用のコーヒーミル(電気、プロペラのカッタータイプ)のご機嫌がよろしくなくて今度は臼歯のを検討しているのですが、同じ製品でAmazonと楽天のレビューがあまりに違うのでまだ迷い中。少しグレードの高いモノだと評価はグッと上がるのですが…それを購入してしまうとまんまとしてやられるような気もしたりして…電化製品は極力増やしたくないと思いつつも豆を手で挽くのは結構時間がかかる作業。星1つと5つの評価に迷いつつまだ熟考いたします。
住宅地で見ても大きな月は砂漠のようなところであればもっと違った姿だったのでは…と思いながら仁木英之の「僕僕先生」シリーズ。驚愕の第9作!これが最後かもしれないのコピーが気になって思わず読んだ次第。
相変わらずのツンデレ【僕僕】と、それを慕う【王弁】の旅。本編第1話からして切ないカンジの話ではあります。
【王弁】のように仙骨は持っていませんが、お酒が入ると何かいろんなモノや、めんどくさい垣根さえ越えられるような気がしてしまうのは俗人の証、ちょいちょいやらかしつつ、おいしいお酒とステキな本に酔う夜もたまにはよいのでは。
恋せよ魂魄 僕僕先生
仁木 英之
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