芸術は爆発、しかし文は静かに燃焼されています。岡本太郎を読んでみて…
クリスマスイブでございます、皆さまいかがお過ごしでしょうか(^^♪
既に冬休みになっている方、ぎりぎりまでお仕事の方、様々かとは思いますが、どこもかしこも年末というだけで慌ただしい空気…まあ、慌てても何にしても後残り1週間で2015年も終わりとなります。
毎年思う事ではありますが、一年の早い事…10代の頃と違って怖ろしいスピードで日々が過ぎてゆきます。
早いと思った年は充実した良い一年であったと思っていますが、皆さんはいかがだったしょうか?
お正月にやりたいと思っていた事は3分の1も出来ませんでしたが、読みたい本の2分の1は読めたような実り多い年ではありました。読んだ本からの派生読書が多かったもので、よろよろと寄り道しながらではありましたが、知らないジャンルにも挑戦できました。(特に海外モノの大収穫!)
来年も読みたい本は山ほど、幸せな心持ちでいっぱい、読みたい本リストを作っているだけでも楽しくなります。
(宿題ではないので、半分以上読めればオールオッケー!)
先日スキマ時間に映画「Vフォー・ヴェンデッタ」(2006年)を久々に観返していたら、「2015年」が符号のように出てくるのに驚き、もう過去になりつつあるのを実感し、ナタリー・ポートマンは五分刈りになっても美人…であるという事実を再確認、繰り返し2回も観てしまいました。
作品は観た事はあっても(太陽の塔)、文章を読むのは初めての岡本太郎。
表紙は秋田のなまはげ(モノクロ)、秋田、長崎、京都、出雲、岩手、大阪、四国と旅し、1957年に書かれた物とは思えない新鮮な芸術風土記。
名文の書き手でもあったのだなぁ…と思う事しばし。
日本再発見 芸術風土記 (角川ソフィア文庫)
岡本 太郎