祝!青山文平様
大荒れの空模様の夜、第154回芥川賞・直木賞の発表となりました。
定例のニコニコ生放送開始1時間程で早くも芥川賞は2作決定、直木賞はもめたのかどうか、発表まで結構時間がかかっていましたね。(直木賞は予想が少しだけ当たりました、2作品だと思ったのですが…「ヨイ豊」も取れるような気が…)
井上トシユキ氏・栗原裕一郎氏・ペリー荻野氏の三人のやりとりが面白くて毎回見ていますがお三人ともアラフィフという事もあって、「…ほらアレ」「…えっと、何でしたっけ?」「覚えてないなァ~」が多かったような…(^.^)
(タイムシフトでも見れるので気になる方は見てみてくださいね~)
又吉直樹氏のおかけで、少しは知名度があがったかと思われる芥川賞ですが、本離れはなかなか簡単にはとまらないようで、書店で賑わっているのはコミックコーナーくらいです。若い人には一瞬でも良いので、文学や作家にかぶれたりこじらせたりして欲しいものです。
ちょっとこの文庫を読んだら、なんか書いてみたくなりました。作家さんも独りで育つ訳ではなく、有能な編集者の後押しもあって延びていくのだな~と思った次第です。
本書より、文章や作品を書くにあたっての重要な部分を下記に抜き出してみました。
芥川賞・直木賞を取る前に新人賞通過の為のポイント
①走り書きをする、メモ用紙でもチラシの裏でもなんでも良し
②筆記用具にシャープペンシルは使わない、少しのチカラで折れてしまうから、鉛筆であれば「2B」以上、字は濃く大きく書くこと
③文体に気を遣わなくてよい、この段階では
④同じ言葉を繰り返し使ってしまってもよい、この段階では
⑤情景を思い浮かべて、映像を文字で写し取るように書いていく
ねっ、なんだか書けそうな気がしてきませんか?
芥川賞・直木賞をとる!: あなたも作家になれる (河出文庫)
高橋 一清