無差別テロ 国際社会はどう対処すればよいかを買取りました
無差別テロ――国際社会はどう対処すればよいか (岩波現代全書)
金 惠京
買取価格 648円
SNSなどのツールで飯テロというのがあります。
ちょうどお腹が減った頃合いを見計らったかのように美味しそうな画像(しずる感たっぷりの、電通・博報堂ばりのチカラの入れようで)をアップする行為ですね。昼から焼き肉とか…止めていただきたいwww。
食べ物の写真だけは上手く撮れるやつが多すぎ…、プチ断食みたいな事をやっている時に限って目についてしまいます。
まあ、被害があるわけでもなく気にならない時は全然気にはならないのですが。
9.11同時多発テロから去年のフランスでのテロも含め、アジアや日本でも決して関係の無い事では無くなっています。
本書の中でもニューテロリズムと云う言葉が出てきます。
無差別性・目的の不明瞭性・組織員の階層の変化・組織形態の変化の4つの特徴がニューテロリズムにはみれらと。
そして多くの被害を発生させる事を目的としてCBRNテロ*も懸念されていると。
*化学(C)、生物(B)、放射能(R)、核(N)
多くの無関係の人をまき込み、力を脅威を見せつけるだけで目的のはっきりしないテロ行為、各国での対応の法律も異なり、国際法もいくつか出来てはいるものの、根本的な解決に繋がる物はまだ未熟な状態です。
テロリストの資金供与防止条約によってテロリストに資金を断つという法もありますが、これだけでは決して有効ではなく、交際的な法の整備が急がれます。
物騒なタイトルではありますが、昨今の世界情勢から見ても他人事ではないテロ。
国際法学の立場からテロを定義し対処法を進言するための一冊。