イエス伝を買取りました
2016年05月07日 category : <高価>古本買取情報
イエス伝
若松 英輔
買取価格 700円
謎の多いイエスの出生から生涯まで、既存の本とは違った視点で描いています。
著者が意識していたのが、白川静の「孔子伝」であったと書いていたため、そちらを先に読んでしまったのですが、どちらも伝記らしくなくて読みやすく面白いのでした。
読後オススメなのは遠藤周作の「イエスの生涯」です。
キリスト教でもなく、かといって敬虔な仏教徒でもなく、お願い事があれば近所の神社で手を合わせて、いくばくかのお賽銭でありったけの事を頼み、お彼岸には墓参りをして、やっぱり何かお願いしてみたりするという典型的日本人の私から見ると、生まれた時から受け継いだ宗教があるというのはある意味羨ましいような気もしたりするわけで…(それが良いか悪いかは別として)何かをする時に「神様が見てるよ」と言われるより、その『神様』にきちんとした名前があった方が具体性があるような気がしたりもして…まあ、普通にちゃんと真面目に生活していればその神様に相談する事もないはずなのですが…
当本を読んでから古い映画「十戒」を観てみました。今では考えられない長さの3時間40分という超大作。
かなり昔に観た覚えがあるのですが、かなり面白かったです。
ついでに「ダヴィンチコード」と「天使と悪魔」これは何度見ても面白い( ´ ▽ ` )ノ
聖書やキリスト教がらみの映画はこういう感じですぐに出てきますが、仏教がらみだとあまり思いつかないのは元々素材になりにくい題材?なのでしょうか。わかり易い映画希望。
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