桜の樹木学を買取りました
桜の樹木学 (生物ミステリー)
近田 文弘
買取価格 738円
こんな便利な世の中になっても、その季節でないと手に入らないモノがあります。
近所の桜の木はすっかり緑に覆われてしまいました。
「I ♡ 桜餅!」桜餅が食べたい…お店に並んでいるのは柏餅かちまき、水まんじゅう。
あの子たちも嫌いではないけど桜餅のあのしょっぱい葉っぱとプチプチの道明寺粉。(クレープみたいなのもありますがアレは違う…なんか違う)桜の本を読んだら最後に桜餅の葉っぱの話が出てきたので余計に食べたくなりましたwww
草餅は年中登板しているのに、ピンクのヤツは春先だけの限定メンバー。
ところで皆さんあの葉っぱどうしてます?外して食べますか?私はといえばそのままイタダキマス。
たま〜に筋の硬いのがあるけれど、大概食べます。(柏餅とちまきは中身だけ食べますよ)
花見で見るソメイヨシノの葉っぱではなく、大島桜という木の葉で日本でこの葉の塩漬けを作っているのは4社ほどと書かれています。生木に付いている葉の匂いを嗅いでもあの独特の香りはありません。
塩漬けにされ、細胞が壊れることによって出る「クマリン」(なんかカワイイぞ、クマリン)という物質があの香りの由来のようです。
そしてカワイイといえばこれからはさくらんぼが出回る季節になります。オウトウ(さくらんぼの木)だけが花の中に2本の子房ができるためにあのカワイイ姿になるようです。
桜の木のメンテナンスから利用方まで、各地の有名な桜や城跡の桜まで、美しい写真とわかりやすい解説。
桜餅ファンでなくとも来年の花見の頃まで読んでおくと何かと便利な一冊です。
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