「翻訳できない世界のことば」本を買取りました。
翻訳できない世界のことば
エラ・フランシス・サンダース 前田 まゆみ
買取価格 518円
著者は20代のイラストレーター、様々な国に住んだ経験あり。
はじめは絵本のようなものかと思いましたが、どちらかというと大人向け。
その国独特のワードを見開き2枚のイラストと文で案内。
例えば…ドイツ語の名詞『Drachenfutter』(ドラッヘンフッター)
直訳では「龍のえさ」…夫が悪いふるまいを妻に許してもらうために贈るプレゼントとあります。
確かにこれに当てはめられる日本語は見当たりませんね、ドイツの旦那さんも苦労されていますね_φ( ̄ー ̄ )
ではこの本に載っている日本語はというと…『こもれび』『ぼけっと』『わびさび』『つんどく』の三つ。
日本語でも他にかわる言葉が見つからないですね。
言葉は生き物、生まれては成長し消えていく。中にはまるで意味の変わってしまうものまであります。
日本語だけに限った事ではないとは思いますが…
先日も「コーヒーお代わりどう?」って訊いたら、相手(20代)が手を振りながら「ぜんぜん大丈夫です」?????
どっちなんだよ〜?いるのか?いらないのか?同じ日本語を使っていても会話不成立を感じてしまいました。
この場合はノーサンクスという事でしたが、「大丈夫」の使い方www
やんわり否定するのに「大丈夫」はやめてほしい…伝わりにくい…です。(一瞬、竹中直人さんの笑いながら怒る人を思い出してしまった)
この本の中で好きな言葉『resfeber』スウェーデン語 旅に出る直前、不安と期待が入り混じって、絶え間なく胸がドキドキすること。さて時刻表を開いてresfeberになってみます。