「魔法の夜」本を買取りました。
魔法の夜
スティーヴン・ミルハウザー 柴田 元幸
買取価格 688円
寝苦しい夜が続いたりすると冬の本(北越雪譜とかミレニアムシリーズ)を引っ張り出しできたりするのですが、なかなか読むだけでは涼しくなる訳もなく…結果あまり好きではないエアコンのスイッチONでありがたくなるのでした。
寝る前にエアコンのタイマーをかけると同時に自分にもタイマーがかかるようで、切れると目が覚めるwww
結果またリモコンに手を伸ばすか、窓を開けに行くか…
調べたら、エアコンが再度動き出すためには一時的に電気の消費が多くなるので、かえってまめに消さない方が良いようです。
とは云うものの一晩つけっぱなしというのも抵抗があったりして(その間部屋は密閉されているわけで)…外の気温と連動してエアコンは切って、窓を開けてくれるといいのですが…スマート家電のさらなる進化に期待!!したいところではあります。
秋虫の声を音楽のように聴く感覚というのは日本人独自のものかと思っていたら、(右脳で聞くか左脳で聞くかで変わるらしい)実はそうでもないようでコオロギの鳴き声をコーラスのように例えてありました。
「月の光でお読みください」のステキなコピーの本、ミルハウザーの邦訳最新作です。
南コネチカットの満月の夏の夜、39歳のサエない独身男性、ショーウィンドウの中のマネキン、大したものを盗まない5人の女の子の窃盗団などいろんな年齢、性別の男女が主人公、月の光の下でそれぞれの物語が紡がれます。
絵のない絵本のような本書、手元に置いておきたい一冊です。
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