最近ちまたではかき卵そうめんなるものが静かなブームらしい…
真夏の食欲のあまり無い時の昼食と云えば「そうめん」そんなに好きでは無いけれど何も食べないよりはいいか〜(´Д` )位の感覚。冷たくて喉越しが良いのでついつい食べ過ぎてしまう事も…これが夏太りの原因の一つでもあるのですが…よくよく考えると外で食べないメニューの一つではあるのですが、こないだ入った蕎麦屋のメニューには堂々「そうめん」の文字がありました。コレは始めましたとかのノボリとか告知は無いのですね、静かに始まって静かに終わって行く…みたいな(^^;;
ちなみにそうめんの一人前の分量は二束らしいです、って事はメーカー問わずに重量の規格があるって事ですね。どう考えてもそれ以上に食べていました。炭水化物祭り、注意せねば…
僕僕先生新シリーズ文庫書き下ろし、今回は僕僕先生自身の若い頃のお話。
美少女である事には変わりは無いのですが、何と料理人としてヘタレの神様と宝具「一」を探す旅に出るのでした。
神仙である為に味覚というものが無く、腹は減るけど『美味しいっ!』という思いをした事が無い水の神様拠比(きょひ)。その一言が聞きたいが為に一心に料理を作る僕僕。
手際よく麻婆豆腐を作っていくクダリなどは、今すぐにでも食べたくなるような臨場感!大豆を元に豆腐を作るところから始まるのですが、挽肉を炒めるところなど、山椒のいい香りがしてくるような文章。
包子も熱々のスープが飛び出してくるようで…いやいやコレは料理本では無く本題は別のところにあるのですがついついそのシーンは五感に訴えてくるもので…
夏休み本として用意しておいた2冊ですが、美味しい旅の本は読み終えてしまいそうです。
僕僕先生 零 (新潮文庫nex)
仁木 英之 ねこいた