「ケレスの龍」本を買い取りました。
ケレスの龍
椎名 誠
買取価格 691円
椎名さん久しぶりのSF小説です(*^^*)
登場する固有名詞が、ありそうでなさそうな独特のもの。「赤鉄木」「光屈折通信」「げんのう銅羅」とか…
北南素粒子戦争後の混沌とした時代、「脂玉工場」の番頭から持ちかけられた誘拐事件の解決。偶然知り合った灰汁・カンパチ・策三・ダラ・スケルトンの5人は捕らわれた女の子を救い出そうとします。犯人は3体のドロイド、懸賞金のかかったドロイド達を追ってはるか宇宙の旅に…その先で見たものとは?
作中登場する金目銀目(きんめぎんめ:白猫などで目の色が異なっているもの)、縁起がいいものとして珍重されたりしますが本作のは少し物騒なヤツ。想像しながら読んでいて怖いけど笑いました。本の半ばからはあっという間にエンディング、今までとは何か違うカンジの作品でした。
ドロイドを追うといえば、映画「ブレードランナー」の原作である「電気羊はアンドロイドの夢を見るか?」(フィリップ・K・ディック)を思い出します。たまに観たくなる映画の一つです。雨の夜だと特に…そしてうどんだか蕎麦だかわからない麺類、見るからに温そうな無色に近い汁。丼と箸、屋台の三点セットがあるからかろうじてどちらかだろうと思われるのですが、屋台のオヤジに日本語で言われるセリフ。
「・・・・」「二つで充分ですよ〜」この日本語が際立って聞こえてきます。これはネット上でも色々解釈されているようですね。
映画続編も2017年10月6日アメリカで公開予定との事、デッカード役であったハリソン・フォードも出演予定のようです。あの続きからなのか?どんな謎が解けるのか、今から楽しみです(≧∇≦)