台風に負けず、高野山に行ってきました。山は寒いけれど鉄旅はアツい!
先日イベント列車に乗りたくて出かけてみました。
南海電鉄『天空』(*^^*)
和歌山の橋本駅から世界遺産でもある天空の宗教都市高野山への入り口極楽橋までの前席座席指定の特別列車。
緑と赤の美しい列車でした。席が谷側に向かって並んでいて四人用のコンパートメントもついていました。
あいにくの雨でしたが(台風の影響で)半分位の乗車率でゆっくりできました。
かなりの急勾配とカーブ、高い山に登っていく感ハンパない感じでした。
車中景色の案内や物販などもあり、あちこち車内をウロウロ見学したりしながら、ケーブルカー駅でもある極楽橋に到着。階段を上がってすぐにケーブルカーに乗り換え、高いところは嫌いではないのですが、ケーブルカー自体が斜めになっているのと座席が狭いのでちょっと怖かったです(~_~;)
他の列車で来ている乗客も載せて満席に近い状態でケーブルカーは出発。「このケーブルって切れたりしないんだろうか?」という恐ろしい声も聞こえてきましたが何事もなく5分程度で終着駅でもある高野山へ到着〜。
バスのフリー乗車券も付いている切符を購入していたのでそのままバスへ乗車し、まずは高野山真言宗総本山金剛峰寺へ。壇上伽藍やら根本大塔やらを眺めてから高野山霊宝堂でじっくり仏画と仏像鑑賞。その後奥の院までバスで行き帰り道を歩きながら数多い武将のお墓などを眺めてきました。(死んだらみんな同じ場所、と思うくらい様々なお墓が並んでました)
急ぎ足の高野山でしたが、また時間を作ってゆっくり行って見たいと思った次第です。
そんな後に読んだ本がコレっ!吉田修一は台湾新幹線がテーマの「路 ルウ」を読んだきりだったので気にはなっていました。ちょっと毛色の変わった作品です、一気読み必至の一冊。
橋を渡る
吉田 修一