「旅の食卓」本を買い取りました。
旅の食卓
池内紀
買取価格 429円
ドイツ文学者として名高い、1970年生まれの池内紀氏。肝心のカフカ等の作品はご縁がなく未読ですが、エッセイは何冊か読む機会があり、私の中では安定のエッセイスト。
食エッセイといえばショージ君シリーズ(東海林さだお氏)、から始まって魯山人から池波正太郎、有元葉子さんなどなど、我が本棚にも多くの本が並んでおります。食材から調理道具まで、ちょっと元気のない時にも気持ちの上がる本ばかり…
しかし、寝る前に読むと何かしら食べたくなってしまうので要注意!
猛暑の夏になぜか、体重が増えてしまい(いわゆる夏太りというヤツですね〜涙)現在14時間ファスティングを実行中。(食事を昼間の10時間以内で済ませるというもの)
効果があるのか少しづつ体重は戻りつつありますが、布団のお伴本は厳選しないとお腹がなって仕方がないのでした´д` ;
夏の間、散々お世話になった「そうめん」美味しいっていうより、のどごしがいいのでついつい食べ過ぎていましたが、この本の中に登場する「そうめん」はまた別格で美味しそうっ!野菜たっぷりの味噌仕立ての温かいそうめん!
今まで季節限定の登板でしたが、これで冬もレギュラー入り間違いなしっ!
先生曰く、美味しく食べる秘訣は空腹!食事は朝夕に二度、省いた一食分が格別の調味料。
レンズつきフィルムを片手に旅して、食べた記録本。
北海道の鮭から始まり、東北山形は庄内、宮城県仙台、東京八丈島、大阪から屋久島まで。
美味しいもの満載、池内画伯の味のある挿絵も充実。日本酒の欲しくなる一冊。
←「台風に負けず、高野山に行ってきました。山は寒いけれど鉄旅はアツい!」前の記事へ 次の記事へ「「図説シルクロード文化史」本を買い取りました。」→