「図説シルクロード文化史」本を買い取りました。
図説シルクロード文化史
ヴァレリー ハンセン Valerie Hansen
買取価格 1440円
先月兵馬俑展を観てから、にわか中国ブーム到来。
昔やっていたTV番組のシルクロードを見直したり（喜多郎のBGMのアレです）、中国世界遺産の本を読んでみたりと…大陸の広さもさる事ながら何もかもスケールが大きすぎて驚き怖れつつ感動したりしております。
今年の2月に中国〜イランを結ぶ「シルクロード鉄道」が開通したというニュースもありました。
総距離にして9､500㎞。海路であれば一ヶ月はかかるところを、中国・浙江省の義烏市からテヘランまで14日間で到着するという速さ。（貨物列車の話で旅客列車の運行予定は無いらしいです）貨物車に積まれた荷物は何だったのでしょうか？気になるところではあります。
地図で見てもわかるように、砂漠or山岳地帯かどちらかを通らなければいけません。
ラクダなどでキャラバンを組んだとしても、水や食料の確保、朝夕の気温差など考えるだけでも気の遠くなるような旅。シルクロード沿いに住む人々の言葉も文化も貨幣も異なる訳で、その頃の商人たちはどうやってコミュニケーションを図っていたのでしょうか？
本書の目的はオアシス都市それぞれの歴史における出来事をたどり、そこに暮らしたさまざまな背景の人々の文化交流や交易の性格を探り、最終的にはシルクロードの血と肉の通った物語を伝えることにある。その物語の大部分は、再利用された紙の上に書かれたものである。（本書、「はじめに」より）
現在、第6章シルクロード史のタイムカプセル 敦煌莫高窟の部分を読んでいるところです。
圧巻の読み応え間違いなしっ！
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