「ヨーロッパ・コーリング 地べたからのポリティカル・リポート」本を買取りました。
ヨーロッパ・コーリング――地べたからのポリティカル・レポート
ブレイディ みかこ
買取価格 518円
11月8日のアメリカの大統領選挙まで1ヶ月を切りました。
毎日のニュースで流れているので否応なしに耳に入ってきますが、今ひとつ世界情勢に弱いのでピンとこないというか、どれほどの影響力があるのか…関心がないわけではないのですが、本当はもっと大事な事も言ってはいるんだろうけど、足の引っ張り合いのような演説しか放送されていないような気がします。
もともと政治経済は苦手、ましてや世界史なんかはピンポイントでしか知らないし…「これではいけない!」なんて一大決心をしたわけではないのですが、少しばかり興味を持ってみてもいいかなア、だけどどこから手をつければいいかがわからない。(要するに何がわからないかがわからないってヤツですね)
今回読んでみた本はイギリス在住20年、保育士として働いているライターの書いたコラム集。
断片的にしか知らないイギリスではありますが、庶民である著者の文章はわかりやすく、知らない政党名に戸惑いましたが、繰り返し登場するのでぼんやりとイメージはできました。(途中、有名な人形劇「スピッティング・イメージ」が出てきたのでしばらく動画を検証したりして…さすがはモンティパイソンを生んだ国と感心することしきり)
ワーキングプアの問題などは海の向こうの遠い国の出来事だけではないと身につまされました。気がついたらしっかり最後まで読んでいました。
今更ながら、少し違った視点で、関心を持ってニュースを見る事ができるようになった気がします。