「原発サイバートラップ リアンクール・ランデブー」本を買い取りました。
原発サイバートラップ: リアンクール・ランデブー
一田 和樹
買取価格 341円
サブタイトル【リアンクール・ランデブー】リアンクールとは聞きなれない言葉、実はよく聞いている別名は『竹島』、韓国や北朝鮮では『独島』(トクト)の事。長い歴史の間で様々な事があったようですが、第三国からの中立的立場からの名称は『リアンクール岩礁』とても敏感な場所が題材となっています。
以下本文より
…我々はリアンクール・オペレーション。現在、韓国第2古里原子力発電所上空に100基のドローンが浮かんでいる。それぞれに核放射性廃棄物を抱えたドローンがついている。これが爆発した場合、韓国と日本に核放射性廃棄物が降り注ぐことになる。我々の要求はリアンクール独立の承認と相互不可侵条約の締結。リアンクールに駐屯している韓国武装警察と韓国軍の24時間以内の撤退…
犯人の要求はリアンクール独立、サイバー国家の樹立。これだけだと何の事かよくわからないのですが、読み出したら最後までノンストップ!
放射性廃棄物、ドローン、SNSなどなどあまりにリアルな材料と内容でかなり怖い思いをしながら読み続けました。
時系列の短い本書、驚きのの展開において行かれないようにと、犯人の着地点を探りながらの読書でした。
最近では災害時にも役に立つSNSですが、もしも、何の考えもなしにつぶやいた言葉がどこかで操作をされているとしたら…などと怖い事も一瞬胸のうちによぎりました。
物理的な攻撃も怖いですが、サイバーテロというのは決して対岸の火事ではないと思った次第です。
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