「謎のアジア納豆 そして帰ってきた日本納豆」本を買い取りました。
謎のアジア納豆: そして帰ってきた〈日本納豆〉
高野 秀行
買取価格 518円
納豆です、好き嫌いが多いに分かれてしまう『納豆』
日本がスキデス〜っ!とのたまう外国の方につい訊いてしまう『納豆大丈夫ですか?』
これを読むまではあの独特な糸を引く食物は日本独自のものだと思っていました。
好き嫌いが分かれるのはあの独特の香りではないかと?納豆だけを食べても味はそんなに無いような気がします。
美味しい風味はどちらかというと付属の「タレ」いつの頃からか当たり前のようにカラシと一緒に添付されています。(昔は納豆本体のみ販売されていた記憶が…)
最寄りのスーパーと百貨店、コンビニをパトロール&実食をしてみましたが、特化しているのは色々な風味のタレ。
アオサ海苔とか卵かけ風味とか梅紫蘇とか…どれも美味しくいただきました(^。^)
オススメはタレの他に刻んだミニトマトまたはアボカド、今年の夏はこれで乗り切った感があります。
そして納豆といえば藁に付いている納豆菌によって大豆が発酵するもののように思ってましたが、実はそれだけではないようで、しかも食されているのは日本だけでは無かったという驚愕の事実!
著者の高野さんが納豆の謎を解くべくタイ・ミャンマー・ネパール・中国を駆け回ります。
各地の発酵食物を食べたり、作ってみたりしながら、納豆の謎は深まるばかり…
日本に帰ってからもシダの葉、笹の葉、イチジクに朴の葉と様々な葉で発酵を試したり、各地の納豆汁を食したり…一つの発酵食品を巡って大冒険。
食べ物の話ばかりが続きますが、なんせ食べた事の無いものに関しては夜中に読んでいても急に食欲が湧いてくる事も無かった、安心の珍しい食物本でした。