温泉も熱いけど、ハートの熱い店主がいる大分市の古本屋+カフェ+新刊屋さん
朝晩冷えてまいりました。
お風呂に浸かった瞬間に「◯△●〜っ」と文字にもならないような声が出る季節到来です( ´∀`)
温泉という文字にも過敏に反応してしまう今日は大分市の古本屋さんの巻!
大分といえば温泉、県内のほとんどの市町村に温泉が湧いていて、その数223湯!
今流行りの立ち寄り湯も多いので、お風呂セットを持っていればいつでも入れそうな感じです。
しかも、大分市内中心街にもあるようなので、街歩きに疲れたらソッコーお風呂!なんて事もできそう…
イケメン猿(ゴリラじゃないよ)総選挙で有名な高崎山もJR大分駅から車で30分足らず、陸橋を渡れば水族館もあるというステキな街です。(柵越しでは無くお猿さんを見れるというのは、猿好きとしては群れに溶け込んでしまいそうです)
今回、見つけた古本屋さんは猿では無く「カモシカ」
看板にもがっつりカモシカの顔が書いてある「カモシカ書店」さんです。
お店の中はこのようなオシャレな感じ…
http://viewing.oita.jp/spot/lifestyle/kamoshikabooks/
「カモシカ書店」さんは古本屋さんでもあり、カフェでもあり、新刊屋さんでもあるという読書人にとっては願ったり、叶ったりのお店なのでした。(メニューには地元大分産の紅茶や自家製パンの文字!)
フツーに考えると、新刊屋さんにとって古本屋さんというのはカタキのように見えるもので、大手の古本屋チェーン店が近所にできたりすると、場合によっては売上に大きな影響をもたらしてしまう事も…
(これはどちらがどう、という事よりも、バランスが崩れてしまうから起きてしまうのではないかと個人的には色々考えるところもあるのですが…それに関してはまた今度という事で…)
流通の流れも大きく異なり、古本屋さんの仕入れ先というのは個人のお客様であったり、古書店組合等で開催される市であったり、複数のルートがあるのですが、新刊屋さんの仕入れ先というのは出版社直販では無く、取次と呼ばれる卸売の会社が間に入るのです。これもまた現在様々な事情があり一概には言えないのですが、海外では見られない日本独自の販売方法なのです。(この件に関してもただ今多いに勉強中であります…)
「カモシカ書店」を活字で知ったのは『本屋がなくなったら、困るじゃないか 11時間ぐびぐび会議 ブックオカ編』(西日本新聞社)を読んでから。(この本については後々…)
本書後ろ部分に店主である岩尾晋作氏の文章があったのです。
「本棚の向こうの青空」という文章は読んでいて胸が熱くなるものがありました。
本の業界に、こういう若い人がいてくれると思うだけでとても嬉しい気持ちになります。
今回は後回し案件多数でしたが、ぼちぼちと紹介していきます。
次回は愛知県の予定!です。