お味噌を仕込むなら今!本も頭に入りやすい寒到来!
寒中見舞い申し上げますの文言にあるように「寒」真っ最中です。
今時期に家庭用のお味噌を仕込むと腐らないという言い伝えがあります。
寒の水は雑菌が少ないので腐りにくいというところから来ているようです。
しかし、巷ではインフルエンザもノロウィルスも繁殖中、外出後のうがい手洗いは必須!!
潜伏期間であっても発症させないようにするには有効な手段のようです。
私はといえば、今現在も机に向かっているわけですが、足元に湯たんぽを置いているので部屋全体の温度は高くないのですが、かなり暖かさを感じる仕様となっております。昔からある暖房器具ですが、スグレモノの一品です。
机の下に小さな温風ファンを置いて引き出しにブランケットを挟み、オフィスコタツを作っている人も見かけました。見ているだけで暖かそうでした。
さてお正月本で読んだうちの一冊。
夏目漱石繋がりで小泉八雲に関する本、この二人が直接会いまみえる事はなかったかもしれませんが、久しぶりに小泉八雲を読むきっかけになりました。
出生名はラフカディオ・ハーン。ラフカディオの名は出生地のギリシャレフカダ島に由来、レフカダは古代ギリシャ語で「彷徨」ハーンはラテン語のErrare(漂泊)に由来。
ギリシャで生まれ、父親の実家のあるアイルランドで育ち、父親は戦争に行き、母親は土地に馴染めず息子を置いてギリシャに帰ってしまいます。戦争から帰った父親も他の女性と再婚し転任地のインドへ行ってしまいます。
あまり幸せではなかった幼少時代。その後様々な国を転々としながら、ようやく辿り着いた日本。
そこで見たものは、美しい景色と、心の優しい人々でありました。
ハーンがたどったであろうアメリカ横断の鉄道と日本での滞在先をめぐる旅の一冊です。
へるん先生の汽車旅行
芦原 伸