宇宙の仕組みと身近な疑問を解決する本
成人式が終わり、センター試験も済むと、もう節分、バレンタインと…
毎年の事ではあるけれど、あっという間に過ぎていきます。
画一的にも思われるコンビニを見ていても季節を感じます。
立春を過ぎてからが結構冷え込むので皆さんも体調管理にご注意くださいませm(_ _)m
この時期はお日様が見えると、ありがたい気持ちになりますが、今見えているお日様の光は…
8分19秒前のもの…たとえ今この瞬間に太陽が爆発していても我々が気がつくのは8分19秒後なのです。
って知らなかったよ〜。具体的には。
太陽と地球の距離は約1億5000万キロメートル、この距離を「1天文単位」と呼ぶそうです。
光は一秒間に地球を7回半回る事ができます(真空状態で)、その光が宇宙空間を一年間で進む距離が「1光年」
そんな話がわかりやすく書いてあるのが「面白くて眠れなくなる天文学」
身近な月や太陽、そして暦の話なども盛りだくさんの本書。
日本では南十字星は見れるはずがないと思っていたら、石垣島まで行けば見れるとの事。
今こうやっている間にもたくさんの星が生まれ、消えて行く事などなど。
暦の決め方の話では冲方丁の「天地明察」をも一度読み直して見ようかなと思った次第。
半端ないスケールの大きな話をわかりやすく説明してあります。
小学生から読める本でもあります。
ちょっとした悩みなど吹き飛んでしまうような大きなものと時間の違いに、むしろ安心してぐっすり眠れる本でした。
面白くて眠れなくなる天文学
縣 秀彦
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