「ききりんご紀行」本を買い取りました。
ききりんご紀行
谷村 志穂
買取価格 445円
「年を越したらりんごは買わない」何年か前まで私も思っていました。
今は保存方法がかなり向上しているので2月でも美味しいりんごが食べられます。
箱入り娘ならぬ、「雪倉入りりんご」の話や、りんごのお父さん、お母さんの事など、読めば読むほどりんご好きにはたまらない話ばかり( ´∀`)
本書は「東奥日報」に連載されていたエッセイ「りんごをかじれば」の加筆・改題されたもの。
(東奥日報は青森県の地方新聞です)
りんご大好きです、好き過ぎて箱買いしては冬の間に3Kgほど太った冬もありました。
谷村さんも2Kg増量したとありました。
りんごダイエットというのがありましたが、三食ご飯をいただいた上でりんごを毎回1個づペロリと食べていたのですから、それは当たり前。その冬は風邪はひきませんでした。まさに医者いらずを体験。
海外のりんごに比べると日本のりんごは2倍ほど大きく、また美味しいからいくらでも食べられるのです。
美味しさの秘密は、「甘酸適和」。
人間の味覚は甘味(糖度)と酸味(酸度)のバランスで感じ方が変わる。ふじはまさに甘酸適和の代表選手…(本書より)
芯の周りに出来るあの透明な「蜜」。正体は糖アルコールのソルビトールというもの。
「蜜」自体が甘いわけではなく、身自身が甘くなると「蜜」が出来るという秘密。
スーパーでも見られる「葉とらず」りんごの謎、「サン」という名前がつくりんごの話。
アップルパイには欠かせない「紅玉」、優等生の「ふじ」、万有引力の発見のきっかけになった「ニュートンのリンゴ」などなどりんごの話が満載の一冊。