「ドラゴンの塔 上巻 魔女の娘」本を買い取りました。
ドラゴンの塔 上巻 魔女の娘
ナオミ・ノヴィク カガヤケイ
買取価格 544円
「ネビュラ賞受賞作」(2016年長編部門)
「最優秀ファンタジー小説賞」(アメリカ図書館協会)「ベストブックス2015」(サイエンスフィクション)〈Amazon.com〉「今年のベストブックス25」現在文学書評サイト〈リテラリー・ハブ〉などなど数々の受賞に輝く本作。
ファンタジーと付くとちょっとね…といささか敬遠していたのですが、これは違うっ!
こんなのを読みたかった〜( ´∀`)
まず舞台は東欧のある国、そこには奇妙な風習があった。
10年に一度、ドラゴンと呼ばれる魔法使いに、17歳になる娘を差し出さなければいけないのだ。
ドラゴンは100歳を超えると言われ、10年間ドラゴンと暮らした娘はまるで別人になり、村には戻ってこないと…
主人公のアグニシュカは17歳、いっときとして洋服を汚さずに着ている事すらできない自分は決して選ばれる事はないと思っていました。
親友のカシアはドラゴンに選ばれる娘として育てられます。そして誰もそれを疑いませんでした。
その年、選ばれたのはアグニシュカ、ドラゴンの住む塔に連れられて行きますが、毎日訓練されるのは魔法修行…
過酷な魔法修行と、「森」と呼ばれる恐ろしい場処の存在。
「森」に取り込まれてしまうと人は穢れを持ってしまい、人ではなくなってしまいます。
そんな「森」に親友のカシアは取り込まれてしまいます。
比類ない魔法の力を持っていたアグニシュカとドラゴンの活躍によってカシアは助け出されますが、10年以上森に取り込まれていた王妃を巡って物語は大きく動いて行きます。
年末年始にゆっくり楽しみながら読んだ本です。
上下巻ですが、下巻で大どんでん返しが待ってますよ〜!
ちょっと大人向けのファンタジー大作です。