「サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福」本を買い取りました。
サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福
ユヴァル・ノア・ハラリ 柴田裕之
買取価格 570円
農業革命は狩猟採集社会よりも過酷な生活を人類に強いた、史上最大の詐欺だった(本書より)
著者はエルサレムのヘブライ大学で歴史学を教えています。
講義が下敷きになっている世界的ベストセラー。
実はまだ完読していないので詳細は不明ですが、上巻扉に歴史年表があり(ざっくりしたもの)
以下抜粋
200年前
産業革命が起こる。
家族とコミュニティが国家と市場にとって代わられる。
動植物の大規模な絶滅が起こる。
今日
人類が地球という惑星の境界を超越する。
核兵器が人類の生存を脅かす。
生物が自然選択ではなく知的設計によって形作られることがしだいに多くなる。
未来
知的設計が生命の基本原理となるか?
ホモ・サピエンスが超人たちに取って代わられるか?
教科書でお馴染みのネアンデルタール人の画像から始まって、アルゼンチンの「手の洞窟」の画像のとこまで読んでいますが、この手形の時代は日本には記録が無くて、ほぼ神話の時代なのですね。
人がいたとしても、どんぐりを拾ったり、貝を取ったりしているような時代。
アルゼンチンでは何のためかはわかりませんが、洞窟に集団で手形を残す意思があった人達がいたのですね…
上巻は「農業革命」を経て「帝国とは何か」というところまで、下巻からは「宗教」や「科学革命」と云った内容になります。
オンラインでの無料講義もあるらしいですが、日本語のはずもないので残念ですが、こういう話は文書よりも講義で受けたらもっと面白いのだろうな〜と感じました。羨ましいぞっ!ヘブライ大学の学生。