「神のかたち図鑑」本を買い取りました。
カラー版 神のかたち図鑑
松村 一男 平藤 喜久子
買取価格 1854円
世界の神々、ここに集結。
美しい本です。「天体」「時間」「異界」「自然」「神」「超自然」「動物」「植物」「道具」「人間」
10のテーマ別に神々が紹介されています。
まずは「太陽」の神々、日本ではおなじみのアマテラスからマヌ法典のダヌヴァンタリまでと。
ページを捲るのが楽しくなるような図版とレイアウトです。
テーマ別なので、複数回登場する神もいます。
使用されているのは図版だけでは無く、彫刻であったり、壁画であったり、タペストリーのようなものであったり、様々なかたちで表現されていて、それだけ身近な存在であったと思われる神々たち。
本書アテナの項目より
男や結婚には興味がないと公言し。つねに男性のように武装している処女神アテナだが、ゼウスと女神メティスの子という最高の出自なのだから、大変な美女であることは間違いない。
アルテミスの項目より
アテナ同様に男や結婚に興味がなく、もっぱら山野で狩猟に明け暮れるという極めて男性的な生活を送っている処女神アルテミスも、最も美男の神とされるアポロンと双子なのだから、美女なのは間違いない。
どうです?読みたくなったでしょう?
日本では機織りをしている時に決して見てはいけませんよという物語がありますが、このパターンは海外にもあり、フランスでは土曜に見てはダメという話があり、(結局見ちゃうんですが)これは腰から下が蛇の姿であったメリュジーヌという妖精の名前からメリュジーヌ型と呼ばれているそうです。
神様を紹介してはいますが人間臭さも充分感じられて楽しくなりますよ( ´∀`)