「最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常」本を買い取りました。
最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常
二宮 敦人
買取価格 247円
最後の秘境のサブタイトル、アマゾンでもどっかの奥地にあるのでもなく、現代の東京上野にある秘境です。
発売直後結構な話題になっていましたが、ようやく読む事が出来ました。
確かにこれは面白い( ´ ▽ ` )
国立大学なのでセンター試験もあるはずなのですが、センターの結果よりも後の試験の方が大変らしく、ともかく普通の大学ではない。入るのも超難関で倍率も高く二浪三浪は当たり前。かといって就職率が高い訳でもなくて、なんせ芸術を学ぶというのは途方もなく大変なのだな〜と関心する事しきり。
ものを作る美校と舞台に立つ音校の二つに分けて学生さんのインタビューなども織り交ぜながら秘境をすすんでいきます。
まず通学する格好からして違うらしいです(コレは他の美大出身に聞いても同じような事を言ってました)
ツナギやジャージが美校、パリッとしたスーツやファッション誌から抜け出たようないでたちが音校。
もともとのやる事が違うのでまあそうなるのかと納得、教える側の教授なんかも同様らしいです。
自分の使う道具を作ってしまうところから始まる美校と、手を荒らさないように洗い物すらしないという音校との差。日常の生活にも影響するのは間違いないですね。
いろんな学祭を見ましたが、藝大の学祭は圧巻!作品の展示だけでもものすごい量らしいですが、6ヶ所あるコンサートホールも朝から晩まで演奏が盛りだくさん!
三日間では足りないくらいのボリュームで、一般の来場者もかなり多いとの事でした。
普段はなかなか入れない藝大、学祭が秘境を覗く大チャンスかもしれませんよ。