「追想の探偵」本を買い取りました。
追想の探偵
月村 了衛
買取価格 446円
「人捜しの神部」の異名を取る女性編集者、神部実花。
毎回、無理難題満載の要求をこなしながら、特撮雑誌を作って行きます。
必ず、どこかに思い出のかけらがあると信じて…
特撮、そんなに詳しくはないですが好きなシリーズはありますね、古くはウルトラマンシリーズですが、現在は「コードネームミラージュ」です。
主人公はほとんど声を出しません。変身もしません。
特撮ですが、真夜中に放送なので、完全に大人向け。悪い奴は当然ながらやられてしまいますが、戦闘シーンは極めてクール。今までには無い感じの特撮ドラマです。
特撮だなぁと実感するのは主人公の乗る車が喋る…ナイトライダーの車みたいに喋る…女性の声で。
たまに面白い事も言ったりします。
ちょっと前は 牙狼(GARO)も好きでした。あの主人公も無口でしたが、ミラージュはもっと喋りません。
話は本に戻って、そんな特撮専門の雑誌をほとんど一人で(+アルバイト+臨時のライターさん)作っている神部さん。
編集部にはあまり役に立ちそうな上司もいなくて、売る上げだけを期待され、時には仕事に押しつぶされそうになりながらも、古い資料や無くなってしまった制作会社などをたどりながらも、必ず皆が会いたがっている人を探し出します。
途中、特撮で使われた道具の話などを読んでいると、もしかしてあの特撮では?なんて思い当たるところもあったりします。
書き下ろしの日常ハードボイルド、双葉社創立70周年記念刊行作品です。
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