「にっぽん家電のはじまり」本を買い取りました。
にっぽん 家電のはじまり
大西 正幸
買取価格 639円
最近よく耳にするIoT(internet of Things)、パソコンだけではなく家電までインターネットに繋がって様々な情報を提供されたり、操作したりできる事。
まさかそんな時代が来るなんて誰が想像できたでしょうか(°▽°)
1950年ごろの一般家庭の「三種の神器」と言えば白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫。
それが10年もしないうちにカラーテレビ・クーラー・車に変わったのが前回の東京オリンピックの頃。
イザナミ景気とも呼ばれる経済成長の後押しもあり、想像もつかないような景気の良さがあった時代。
およそ50年で今目の前にあるものだけでも、すごい進化を遂げたものばかり…
これを打ち込んでいるPCですら、本体に繋がっているのは電源ケーブルだけ…
自分のPCを持つようになってからもめまぐるしい進化を目にしてきました。(とにかく小さく薄く軽くなりました)
さて本書の内容は憧れの家電の発生と進化と過程をわかりやすく解説。
白熱電球・電気扇・電気熨斗・電気冷暖房器・電気竃など字面を見ただけでは想像もできないものも合わせて、多数の画像なども掲載されています。
電気熨斗とはアイロンの事ですが、昔の繊維だとシワになりやすいものが多かったので需要も多かったのでしょうね。最近はアイロンを持っていない人もいるので、このまま繊維関係のリノベーションが進めばもしかしたら消えゆく家電かもしれませんね。
個人的に面白かったのは第7章の電気時計のとこ。
からくり儀右衛門と呼ばれた田中久重の「万年時計」から電池の進化、電気時計、タイムレコーダー(最近でもあるのでしょうか?紙に印字するアレ)まで。
冷房無しではいられない部屋で技術進化にありがたいと感謝しつつ完読いたしました。