「猿神のロスト・シティ 地上最後の秘境に眠る謎の文明を探せ」本を買い取りました。
猿神のロスト・シティ―地上最後の秘境に眠る謎の文明を探せ
ダグラス・プレストン 鍛原 多惠子
買取価格 636円
中米ホンジェラスに500年前から伝わる「猿神王国」伝説。
今から約70年前に探検家のセオドア・モードが発見したとも云われる古代都市。
リアル、インディ・ジョーンズのような彼が発見した都市は本人の交通事故死によって、謎のままになってしまいます。
ホンジェラス東部のラ・モスキティア地方は約80,000㎢の未開の土地、古い地図には「地獄の門」と記されていたとか…そんな未踏の地に21世紀の科学調査が入った記録です。
調査隊は元SAS(陸軍特殊空挺部隊)曹長、科学者や写真家、映画プロデューサー、考古学者、そして作家であるダグラス・プレイストンで構成されますが、そのサバイバルスキルは決して一様ではありませんでした。
毒ヘビやジャガーの恐怖だけではなく、人を飲み込んでしまう「人食い沼」や鉄砲水、それだけではなく、帰国後、ほとんどの関係者がかかってしまった感染症など、予想もできない事が次々とおきます。
中でも怖かったのが、毒ヘビのフェルドランス(クサリヘビの一種)、その毒牙は革のブーツでさえ突き破り、その毒は生死に関わります。
その他にも、サソリやツツガムシ、サシチョウバエ、ダニ、今日本でも問題になっているヒアリなど…
文字で見るだけでも充分恐ろしさは伝わってきました。(後日談、うっかりインディ・ジョーンズの蟻塚が登場するのを観てしまい慄きました…)
探検自体はリモートセンシングという方法でデジタル画像を取り、コンピュータを使いデータクランチングをするという方法、これだけだと何が何だかですが、さて、マヤ文明よりも古いと云われる「シウダー・ブランカ(白い都市)」は発見されるのか?
今年最高の考古学ノンフィクション・アドベンチャー!