行って帰って来た人の話
お盆も過ぎて夏休みも後半となりました。会社によってはすでに通常業務に戻った方も多いかもしれません。
今年は山の日が11日が金曜日だったので早めに夏休みに入ったところも多かったようです。
お盆の送り火と言っても街中ではあまり行われず、お仏壇のない家も多いので今ひとつピンとこないかもしれませんが、ちょうど昨夜が送り火をする日でした。
ご先祖様はきゅうりでできた馬に乗って帰ってきて、茄子でできた牛で帰るという一連のアレです。
馬で帰って来るのは急いで、牛で帰るのはゆっくりとという意味だそうですが、以前牧場で牛と並んで歩く機会があったのですが、牛ってああ見えてもストライドが大きいからゆっくり歩いているようでも、こちらは若干ジョギング程度の速さになってました。牛侮れない…
コスプレする行事として定着してしまったハロウィンも、元々は先祖が訪ねてくるという考えからきたものらしいですが、今ではすっかり意味が変わってしまったようです。
日本でも、お盆という言葉は残ってもだんだん意味合いが薄れて来るかもしれませんね。
猛暑なので、心の涼をとろうと思い、落語や講談の怪談を聴いたりしていましたが、読んで面白かったのが、以前話題になった臨死体験の話。熱帯夜に一気読みでした( ´∀`)
「プルーフ・オブ・ヘブン(天国の証明)」脳神経外科医である著者が突然の発病によって昏睡状態に陥ります。
7日間の昏睡状態で著者がみた世界とは?
臨死から先の世界の話は今ちょうど、奈良国立博物館で「源信 地獄・極楽への扉」という特別展示が開催されています。9月3日(日)まで、ちょっとした涼が取れるかもしれませんよ…
プルーフ・オブ・ヘヴン–脳神経外科医が見た死後の世界
エベン アレグザンダー Eben Alexander 白川 貴子