「リラとわたし(ナポリの物語1)」本を買い取りました。
リラとわたし (ナポリの物語(1))
エレナ フェッランテ Elena Ferrante 飯田 亮介
買取価格 680円
1950年代のイタリア、ナポリの下町が舞台。
小学校で出会った、リラとわたし。反抗的で横暴で痩せっぽっちなリラ。でも、ずば抜けた頭脳を持つ聡明なリラ…。少女ふたりは友人となり、嫉妬や憧れを投げかけ合いながら大人になっていく。
50ヶ国で刊行決定、アメリカとイタリアでミリオンセラー、世界でシリーズ累計550万部突破!
ヒラリー・クリントン、ジュンパ・ラヒリ…絶賛!(本書帯より)
読後の感想…すごく面白いとこで終わってしまってる(T ^ T)
続きはいつ出るのでしょうか?(早川書房のHPにも出てない…)
米HBOでテレビドラマ化も決定されているという記載はありました。
一気読みでしたが、こんなとこで終わるって…という気持ちを味わっていただくか、続巻が出てからゆっくり読むかはお任せするとして、貧困と暴力と戦後のイタリア社会に生きる少女ふたりの行方が気になって仕方がないのでした。
2014年にシリーズ最終巻(4巻目)がアメリカでは出版されているらしいですが、邦訳が待ち遠しいです。
(ハリーポッターにはハマりませんでしたが、これにはまんまとしてやられました)
作者のエレナ・フェッランテは1943年イタリア・ナポリ生まれであるという事しかわからないのですが、昨年「タイム」誌の「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれています。匿名性を貫いている作家であるという事しかわからないのですが、いいです、わからなくても、こんなに面白くて、リラとレヌーがもう私の頭の中で出来上がってしまったから…