男は昭和!それもありかも…
散歩の途中の小さな川に鴨が浮かぶ季節になりました。
一句浮かぶ間も無く、新そばの鴨せいろ!(^ω^)とランチメニューが浮かんでしまう、情緒より食欲直結の秋でございます。もうっ!どうしてこんなに秋は美味しいものが多いのでしょうか…そして何でも美味しく頂けてしまう丈夫な消化器官にも感謝!いろんな事を噛み締めながら過ごす秋の日でありました。
少し前から古文書を勉強する機会があって様々なものを目にする事が多いのですが、昔の人というのは総じて字がうまい。うまく見えるというか…文字がさささ〜と流れるように書かれているので余計にそんな風に感じるのですが、だからと言ってその文字が読めるとか意味の把握ができるとかではございません。
私の書く文字はなかなかの悪筆で、「象形文字の方がまだわかりやすい!」と苦情がくるレベルでございます。
直すすべがあるのであれば何とかしたいとは思っているのですが…たまに自分でも解読不明に…
江戸時代にボールペンが登場していたら、達筆人口は少なくなっていたのでは?なあんて文房具のせいにしてみたりして…まあ情報伝達可能な文字を書くよう心がけるつもりではあります。
滅多に読まない対談集ですが、この二人なら面白いに違いないと思って手に取った本が、半藤一利 阿川佐和子
「昭和の男」鈴木貫太郎(元首相)ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(建築家)今村均(元陸軍大将)植木等(歌手・俳優)松本清張(作家)小倉昌男(元ヤマト運輸会長)阿川弘之(阿川佐和子氏の父)半藤末松(半藤一利氏の父)
臨場感あふれる対談集でした。硬派二人の熱いやりとりを読んだ結果、ヴォーリズ関連の他の本も探したりして。
決してさらっとはしていない骨のある対談集です。
昭和の男
半藤 一利 阿川 佐和子