本のご縁は深くて嬉しいもの、そして心地よいもの。
朝晩がちょっと寒いと感じる日々になりました。
少しづつ冬仕度をしながら、薄くなったカレンダーを見てはまた一年の早さを感じています。
椅子と机で作業をしているとどうしても、足元が寒かったり、腰が痛くなったりと様々な不具合が出てくるので、いっそ座るかと思い、本の置き場とテレビ台と化していた和机を片付け、日本茶なども入れて座ったところ…ちょっとした文豪気分_φ( ̄ー ̄ )
しかしっ!ホットカーペットの暖かさが快適すぎて眠くなる事を発見!
人間をダメにするこたつは何年か前に廃止したのですが…まあ暖房器具のせいではなく使う側に問題があるのは重々承知ではあるのですが、どっかのIT企業のように立って作業するしかないかも知れませんね。
本だけは寝っ転がろうと、満員電車であろうと、公園であろうと、どこでも読めるのですが…やはり本人のあり方に問題があるようです(今更だけど…)
さて今年の読書週間も7日で終わってしまいましたが、読書の習慣は続けてくださいね〜。
本を読んでいると、いろんな縁が結ばれます。
先日「昭和の男」(半藤一利・阿川佐和子対談集)と「銀河鉄道の父」(門井慶喜)を読み終わった頃、「屋根をかける人」(門井慶喜)が手に入りました。
偶然とはいえ、「昭和の男」に登場するウィリアム・メレル・ヴォーリズが主人公の「屋根をかける人」
建築家としても実業家としても日本で活躍した方です。
名前は知らなくても、メンソレータムを日本で広めた人でもあります。二つの祖国を持ち、戦後の日本では「天皇を守ったアメリカ人」とも。
ラストシーンでは泣かされました…
屋根をかける人
門井 慶喜