「ホワイトラビット」本を買い取りました。
ホワイトラビット
伊坂 幸太郎
買取価格 324円
ちょっと冷え込みの強い夜に暖かい飲み物やお菓子を用意して、ゆっくりじっくり読書を楽しみましょう…なんて事のできない本!!
読み出したら最後、読むのをやめる事は出来ないし、じっくり読みたいけれどそうはさせてくれないのが伊坂幸太郎作品!さすがにトイレにまでは持って行かなかったけれど…なんで後半、かなり後半にコレを持って来るかという…
泥棒、誘拐、よくわからないコンサルタント(しているのかどうかは不明)、SIT(特殊捜査班)などなど様々な悪い人、いい人が登場!その合間に出てくるオリオン座の話と「レ・ミゼラブル」(ヴィクトル・ユゴー作)。
「レ・ミゼラブル」って長編だったのですね…読んだ事はないけれど、ミュージカルや映画になっているのでなんとなくあらすじはわかっているけれど…という「忠臣蔵」ポジションでしょうか?
いろんな出版社から出ているようですが、どこも4巻以上になっていますね!(◎_◎;)
読破するのに5年かかったとかいう話が本書にも登場しますが、確かに周りにも読破した人間は今のところ見つからず…正月本に準備してみようかと…
舞台は仙台、静かな住宅街で起こった人質立てこもり事件の本書ですが、手に汗握る度が少ないのに何故こんなに本を離せないのか…むしろそっちの方が謎なのですが、伊坂作品マジック、疾走感全開の本書です。
「AX」という作品もちょうど手元にあるのですが、タイトルに惹かれてこちらを先に読んでしまいましたが、また引き込まれるかと思うと…嬉しい予感にワクワクしながら、しばらく寝かせようかなと思っている今日この頃です。