晩秋の夜は読書と映画三昧
本日は11月最後の祝日「勤労感謝の日」でした。皆様はいかがお過ごしだったでしょうか?
週の真ん中の祝日というのはなんだか手持ち無沙汰で、年末に大掃除をまとめてするのが嫌さにボチボチと掃除をしたりした過ごしました。
ちょっと前からプレ中掃除くらいの事をしておくと師走の慌ただしさを少しだけゆったり過ごせるのでラク!オススメです。
長くなった夜にはのんびり映画と読書(^_^)に限ります。最近昔の映画を続けてみる機会があり、どれもカラーでは無く、なかなかの目の負担でございました。(その後アニメとか観ると目がびっくりします…)
1974年の「砂の器」(143分)これは何回か観ています、観るたびに音楽の良さに感動!次に観たのが1965年の「飢餓海峡」(183分)。軽く3時間…始まると意外と時間が長いとは感じませんでしたが、画面が暗いのなんの…でもって画面がネガフィルムみたいな演出がちょこちょこ登場…この演出がちょっと怖い…。恐山のイタコの口寄せとか怖すぎました。
さてこの2作の共通点といえば、俳優加藤 嘉(かとうよし)さん。どちらにもなくてはならない大事なキーパーソン。あのおじいちゃんが登場するだけで涙フラグが立ちます。
ちょっと古い映画には必ずと言っていいほど名前があります。それもそのはずウィキペディアを読んだら、今井正、内田吐夢、野村芳太郎、今村昌平などの大御所に起用され、出演映画総数は300を超えるとありました。
(方言交じりのセリフが印象深いので、地方の出身かと思っていたら、東京生まれの江戸っ子のようです。)
映画はしっかり観たので原作「飢餓海峡」も年末年始に読んでみようと計画中です。
飢餓海峡 (上巻) (新潮文庫)
水上 勉