「嘘の木」本を買い取りました。
嘘の木
フランシス・ハーディング 児玉 敦子
買取価格 1,084円
あけましておめでとうございます、本年もエコブックスをよろしくお願いいたします。
年末年始本のうちの一冊、「嘘の木」。「コスタ賞大賞・児童文学部門賞」ダブル受賞の大作ファンタジー。
普段は読まないかもというジャンルでもありましたが、結局一晩で読んでしまいました。
主人公は女に学問など不要だと言われた時代の女の子。厳格な博物学者である父親を慕うもなかなか父親との距離は近くならず、褒められたい一心で幼い頃に見つけた化石が一家にとって、とてつもない事件を起こすことになろうとは…
不名誉な事件によって一家は本島から離れたところに引っ越しを余儀なくされます。しかしそこで事件がっ!
勇敢な娘のフェイスは父親の名誉のため、一家のためにと奔走します。
そして父親が何より大事にしていた謎の植物を見つけてしまいます。とあらすじはここまで( ´∀`)
あとは本書を手にとって確認してみてください。
児童書というジャンルの本とは思えない内容、なかなかの吸引力でした。
謎の仮想植物といえば「マンドラゴラ」なんていうのもありますが、(根っこが人間になっていて引き抜いた際にその叫び声を聞いたものは命を失うとか…なので犬にロープを引っ張らせて人は離れたところにいなければいけないとか。)最近ではゲームにも登場するらしいです。
まあ直近の謎の植物はおせちに入ってた貝みたいなスタイルの「チョロギ」まずもって音がおかしい…チョロ…ギ?
一体何語だよ?と思ったら「丁呂木」とも書くらしいです。これもまた土の中で育つものらしいです。
まだまだ知らない食べ物が多すぎると思った元旦の出来事でした。