ミュージカル呪縛からの解放!そして新たな呪いが…
先日映画「グレイテストショーマン」を観てきました。
私実はミュージカルは苦手です、というか嫌いに近い感情を持っておりまして…
唐突に踊り出したり、歌い出したりするのがどうも…よくわからない、入り込めない。観てはいるのですよ人がいいと勧めてくれたものは…「〇・〇ゼラブル」とか「〇〇ランド」とか…でもダメ。
しかしっ!ヒュー・ジャックマン主演なので懲りずに観てみようかなと思った次第。
…サントラ買うくらいに良かった!!(しかも一瞬泣きそうになったし)ホントにこれは面白かった。
劇場を出る時に元気をもらったような気になりましたもん( ^ω^ )。(今までのはグッタリしてました)
さてミュージカル苦手の呪いが解けたところで本当の呪いの本。
第57回江戸川乱歩賞受賞の「よろずのことに気をつけよ」。
昆虫法医学シリーズの作者の初期作品、羽生君のかっこいい陰陽師なんかのイメージを軽くぶっ飛ばす勢いのおどろおどろしさ…禍々しさ満載。
陰陽道の逆張りをいく呪術の数々。骨泥経とか加地水とか怖すぎるΣ(・□・;)
着地点の見当がつかないままに読みましたが、後半重かった…怖くて重い。
でもおすすめっ!
そして映画の話に戻りますが、実は他の映画を観てから「グレイテストショーマン」を観たのです。
アメリカ映画モノクロの「フリークス」、あまりのショッキングな内容で30年間イギリスでは上映禁止だったものです。これを観てからだったから余計に印象が良かったのかもしれません。
よろずのことに気をつけよ (講談社文庫)
川瀬 七緒
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