「しょったれ半蔵」本を買い取りました。
しょったれ半蔵
谷津 矢車
買取価格 354円
服部半蔵が主役の本作ですが忍者ものではありません。初代服部半蔵保長は忍者として名を馳せましたが、本作の主人公である服部半蔵政成は忍びを嫌い、武士として徳川家康に使えることになります。
漫画や映画では忍者といえば服部半蔵!一番の有名人だと思いますが、二代目はやたらと忍びを嫌がるのです。
幼馴染や仲間である霧(クノイチ)とのお約束のような会話の中でも自分は武士であることを強調。
しかしながら、本人の意思とは別に戦さ場での動きは武士でもあり、知らず識らずに忍びの動きも出て来てしまいます。
どちらつかずの半蔵は「しょったれ」と悪口を叩かれつつも家康を守り、また父親の代からの因縁の戦いに臨んでいくのでした。
他作でニート忍者(万城目学氏)の活躍ものがありましたが、最近は時代物も忍者が来ているのかもしれませんね(^。^)
何かこう尋常ならざる動きをしたり、妖の術を使ったりするというところに永遠の憧れがあるのかも…「水遁の術」とか便利そうですもん。(使う機会があるかどうかは別として)
他にも「分身の術」という一人の人間が何人も登場する術がありますが、これもまた間違えて伝えられている可能性があります。一人の人間が複数になる事は物理的にも不可能、逆に複数の人間が一人の人間になりきれば…
この答えは本作を読めばわかります(^◇^)
外国の方の間でも他の事はさておいても「忍者」はアニメやバイクでも有名!
地方にある忍者テーマパークは大人でも夢中になって楽しんでしまいます…未だに吸引力の衰えない事こそ忍者の妖術かもしれませんね。
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