線路沿いのタンポポを眺めながら…
桜もどんどん北上中の春の日です。入園式や入学式に向かうのか、新しい制服のお子さんとおめかししたお母さんの姿をよく見ます。新年度ってなんだか気が引き締まる感じです。
未だ冬物が混在するクローゼットを眺めながら、そろそろ片付けの準備もせねばと思う今日この頃…冬物はかさばるので、とっととクリーニング店に持っていけばいいものを…ついつい後回しに(￣∀￣) 連休前までには片付けるという目標は立てたのでゴール目指して片付けと断捨離です。
さて、こんなに良い天気が続くと旅に出たくなります。先日やっと予約の取れた観光列車「花嫁のれん」に（七尾駅→金沢）乗車してきました。金沢の習慣で花嫁さんが実家の門を染め抜いた（加賀友禅）のれんを嫁ぎ先の仏間の前に飾り、そこをくぐってお仏壇参り（結婚の報告）をするということから、美しい観光列車ができました。
車内はさすが百万石！といった感じの内装。トイレまでチェックしましたが、どこも蒔絵でゴージャス！
半コンパートメントになっている一号車と、回転椅子が付いている二号車、間はちょっとした加賀土産の展示と飲み物やお菓子などの物販コーナー。お菓子は地元出身のパティシエ辻口博啓氏監修のものでした。
軽和食の車両だったので乗車間も無くお弁当が運ばれてきたのですが、今思い出してもニヤニヤしそうな春のメニュー。名物の治部煮やら能登豚のミルフィーユやら…春を堪能してきました。
鉄分と栄養と十二分に補給完了！大人の春休みでした。
石川県七尾市は長谷川等伯の生まれたところ、とうはく君というキャラクターがホームにいました。
そして7日からは京都国立博物館で特別展天衣無縫の旅の画家「池大雅」が始まります、これもまた楽しみ！
昨年から日本画の作品にご縁があるようで、どんどん引き寄せられています。
読み応えのある一冊でした。
画狂其一
梓澤 要
