「あるいて行くとぶつかるんだ」本を買い取りました。
あるいて行くとぶつかるんだ
椎名 誠
買取価格 324円
「マイナス50℃から50℃まで探検人生74年。世界各地であたりにあたった!」という帯にある通り、シーナさんの旅の美味しいところだけ選りすぐりのエッセイ集。
シーナさんもう結構な年齢なのでキャンプとかは行っていないのかとも思いましたが、相変わらず合宿はやっているようで、「吉例、年末粗大ゴミ合宿」の篇を読んでちょっと安心。
体が心配とかそういう事ではなく、多少年齢が進んでいても、こういう遊び方をしてもいいのだなという確認と安心なのでした。
大勢で遊ぶのも大好き、かといえ団体行動が好きな訳ではなく、ひとり旅の達人でもあるシーナさん。
こうやって自分のご機嫌をとるのが上手い人が幸せなんだろうな〜と実感(°▽°)
「世界超まずいビール大会」「インド上空ニワトリ騒動」「アムチトカ探検記」「葬送の列」などなど15歩までのシーナさんが歩いてぶつかったもの集。
今では全く違和感のない、独特の書き方は「昭和軽薄体」(本人が言っていたという説もあり)と呼ばれ、他にも東海林さだお氏や嵐山光三郎氏などもそのグループ分けに入っていました。
お三人とも美味しいものを書くのも上手いし、楽しみ方の達人!
軽薄でもなんでもないのです、わかりやすく、同調させるのが上手い人たちなのです。
個人的には夜中に読む本ではないと思っております(食べ物の話があまりの美味しそうなので、寝る前危険本!)
シーナさんの本読後は旅に出たくなりますが、そうそう簡単に旅には出られないので普段は歩かないところを散歩で探検をしてこようかと思っています。