福島県いわき市と楢葉町の古本屋さんと古本イベント
古本屋さん巡り、本日は福島県いわき市。
福島県といえば雪が降るイメージがありますが、いわき市は浜通りと呼ばれる太平洋側に面する町なので雪がちらつく事はあっても積もる事はありません。どちらかといえば冬でも暖かく過ごしやすいところのようです。
震災でかなりの被害があり、尚且つ原発事故の影響も未だに無くなってはいませんが、少しでも応援になればと福島と書いてある物を購入するようにしています。
さていわき市の古本屋さん1軒目は「阿武隈書房」さん。(あぶくま書房さん、お相撲の阿武松部屋はおうのまつと読みます)
JR常磐線いわき駅近くのお店、年中無休、9:00〜21:00の営業。
古書全般を取り扱っておられるお店。猫好きな店主さんらしくHPでも可愛い猫さんが活躍しています。
気になるHPはここからhttp://www.abukumasyobo.com
2軒目は原発事故で避難指示が解除され一ヶ月でオープンした楢葉町の「岡田書店」さん。
元々はいわき市内で営業されていたお店ですが、そちらは現在はネット販売のみになり、店主の岡田さんがかつておばあちゃんが駄菓子屋を営業していた楢葉町のお店を改造して実店舗営業をされています。店内はこのような感じ。
一般古書の他に100円のコミックやレアな絶版漫画(70年代の貴重なモノ有り)までと幅広いジャンルを扱っておられます。帰還した住民の方にとってはすでになくてはならない素敵な場所になっているのではないでしょうか(^-^)
最後に古本イベントのご紹介。
5月12日(土)開催予定の「いわき街なか一箱古本市」
昨年から開催されているイベントですでに4回目のイベント、今回も25店の募集をしています。
詳細はこちらのHPでhttps://hitohakoiwaki.wixsite.com/hitohakoiwaki
2005年、東京の谷中・根津・千駄木で開催された「不忍ブックストリートの一箱古本市」が始まりのこのイベント。古本屋さんでなくても、みかん箱一箱分の古本を売る店主さんになれるこのイベントも各地で定着してきました。
消えて行くモノも多い中、こうやって古本のイベントが続いていくのはやはり嬉しい事です。
さて次回は埼玉県の予定です。