文庫本・専門書など75冊を買取。
近所の神社の掲示板に6月30日の「夏越の大祓え」の文字が…もうそんな季節となりました。大晦日にリセットされた心身も半年も過ぎると様々な穢れが知らずに身につくので「茅の輪」を潜って清めましょうと云うイベントです。この時期の和菓子屋さんの店頭を飾るのが「水無月」という名の三角形のお菓子。土台はういろうで表面は小豆がみっちりと覆っています。小豆は邪気を祓う食べ物、ういろうは主に餅米で出来ているので力の源ともなりますね。夏バテが始まりそうなこの季節、心身ともにリフレッシュ!一年の後半戦に臨みましょう( ´∀`)
さて画像は先日買取をさせて頂いたものの一部、専門書・文庫など75冊を9,720での買取です。同じ文庫本でも早川文庫は5㎜程高さがあるのですよね、読むのには文字数が多少増えるだけで差し障りが無いのですが、本棚の高さをギリギリにしていると中々調節しないといけなくなります。新刊屋さんのカバーサービスでは厄介な扱いを受けそうです。(文庫用では高さが足りず、新書用では余るので、カバー用紙を専用に折らなくては…)まあ出版社にはそれなりの思惑があっての事なのでしょうが、書店員さんに面倒臭がれなければいいのにという老婆心。
気になる一冊は「現代写真論」(コンテンポラリーアートとしての写真のゆくえ)という本。誰もが簡単にWeb上に自分の撮った写真をあげられる時代、アートとしての写真の来し方から行方までを解説している本書。
様々な国の多様な写真家達の画像243点付き、日本人写真家では森万里子・畠山直哉・杉本博司・荒木経惟の作品が登場します。見ているだけでも面白い一冊でした。