美術関連本など36冊を買取。
台風に瞬間的な集中豪雨にと天候が不安定なお盆となりました。お墓参りやイベントで移動の方も多いかと思います。熱中症だけではなく急な雨風に対する準備も必要なようです。この天候のせいでなかなかペルセウス座流星群にお目見えすることが出来ていません。
今日は旧盆や終戦記念日でもありますが、「刺身の日」でもあるとの事。室町時代の日記の文献に今日の日付でお刺身が登場した事からだだそうです。「鯛なら鯛とわかるようにその魚の鰭を刺しておくので[刺し身]つまり、さしみなますの名の起こり」と記載されているとの事、でも特に何かお刺身がお安くなるようなイベントは残念ながら無いようです。
さて先日買取した美術関係の中から「かわいい禅画 白隠と仙厓」。禅画なんて聞くと、ただ丸い円を一筆で書いたものとか、迫力のある顔の達磨さんの絵を思い浮かべてしまいがちですが、この本に登場するものは確かにかわいい( ´ ▽ ` )
仙厓の描くものはなんだかゆるくて可愛いのです、田辺画伯とまでは言いませんが、犬の絵なんかはなんだか書けそうな気さえしてきます。通常であれば迫力が感じられる「虎と龍」ですら、なんだかユルフワです。眺めているだけで脱力してくるのですが、それが「禅」に繋がるのであれば素晴らしい画力です。「越後の良寛さん、博多の仙厓さん」という言葉もあるようです。これをきっかけに水墨画にチャレンジ!なんてのもいいかもしれませんね。
まあ、小難しい事は抜きにして年齢を問わずに楽しめる一冊です。
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