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戦記物新書・実用新書など32冊を買取。

恒例となった「きのこ」と「たけのこ」の総選挙、今年は僅差で「たけのこ」の勝ち!ご存知の方も多いお菓子の総選挙では「きのこ」は負けてしまいましたが、これからの季節は本物のきのこが大活躍!鍋や炊き込みご飯と和洋中関係なく食卓に登板する時期となってまいりました。松茸大豊作のニュースも聞きました。まだ我が家の食卓には登場していませんが…某メーカーのお吸い物の香りにすっかりなれてしまった者としては是非ここは天然の香りをと希望する今日この頃です。

 

全国的にきのこ全般は豊作という事ですが、山に入って気をつけなければいけないのは、熊は元より毒キノコ。毎年ニュースになっていますが、なぜか美味しいきのこには必ずといっていいほどニセモノのきのこが…それも結構毒性の強力なやつがっ!自然というのはうまくできているようで、よく見ないとわかりにくい違いがあるのですがきのこも食べられない工夫をしているみたいです。

先日買取した本の中にあったのが「毒と人体」加藤雅俊著。

本書の中に毒の強さランキングというのがあり、第1位から9位までは自然界にある物。ボツリヌス菌が最強、有名なフグ毒は9位となっています。次にあのVXガスが登場、20位内に入っているのはほとんどが植物や動物などの自然毒なのです、もちろんきのこも入っています。ただこれはあくまでも強さランキングなので、弱い毒性のものでも大量に摂取すれば当然ダメージは大きいわけで…キノコ採りに行く際は必ず慣れた人と一緒に行く事をおすすめします。

人工的な毒だけでは無く自然界にある様々な毒や、日常使用している薬の毒など、目から鱗の一冊。

 

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