宗教専門書・占卜専門書など38冊を買取。
先日いつもと違う美容院でカットをお願いしたところ、意外な事を美容師さんに言われました。年齢によっても髪の毛の生え方が変わるとの事。元々くせっ毛なので伸ばしても短くしてもうねるか、クルッとなるかの違いしかないと思っていましたが、生え方とか分け目の付き方とかは変わるらしいのです。アイロンとドライヤーの正しい使い方とワックスの有効な付け方も教えてもらいました。が、これからの季節面倒臭いのと寒いのとでニットキャップが大活躍!そんなに気にしないもんね〜♪( ´▽`)春になったら色々と考えます。その頃に髪の生え方がまた変わってるかもしれないし…
さて先日買取の本の中に分厚い一冊、「易」本田済著(済の文字はもう少し難しいやつ)。時代劇?かなんかTVでしか見た事がありませんが、夜の街角で竹でできた筮竹をバランバランとやって占うアレです。なんでも易経というのは約3,500年前からあったという儒教の一種なのですね。筮竹の取り方にも細い意味があるらしいですが、本書の最初の部分に出てくるのが裏表をしっかり決めて3枚のコインを使って占う方法。早速やって見ようかと思いましたが、こんな文言が…「易は、人の為に占って疑念を断ち切るためののものである。ー中略ー正しいことで道が二つに分かれて迷うときだけに占うのである。悪いこと、私欲のことについて占ってはいけない。」(「朱子語類」より)
いいか悪いかわかっている事に関しては道理の通りに動くべしという事ですよね、う〜ん、何と無くわかったような…しかし、3,500年前の日本は今話題の縄文時代、かたや大陸ではそんな哲学的な事まで考えられていたのですね…って違うとこに驚いた一冊でした。