小説・健康法関連本など89冊を買取。
先日の20日から季節の節目である「秋の土用」に入りました。季節の神様が動く時期でもあり、来月6日までの18日間は土関係の作業を控えるとか、新しい事を始めるのは避けるとか…色々とあるようです。旧暦では「神無月」とも呼ばれる10月ですが、これもまた日本中の神様が出雲(島根ですね、鳥取の左側でもあります)に集まり、いろんな会議をするので出雲以外の地域では「神無月」ですが出雲では「神有月」と云われるそうです。
神様の出張も大変そうですが、出雲大社さんに行くと宿のようなものもあるようで、神様も休んだりするんだなぁなどと感心する事しきり(^_^)最近は天候などの影響ですぐに公共交通機関が止まったりするので、地上にすむ人間としては困りますが、神様はJRとか乗らないんだろうし…とか不思議な事を考えたりするのもこれまた、劇場版公開中の「夏目友人帳~うつせみに結ぶ~」を観に行きたいのですがなかなか行けず…こちらに登場するのはフレンドリーな妖怪や神様達です。
さて買取の中から一冊、「天地明察」冲方丁著。本屋大賞受賞作の本書、漫画化、映画化もされてご存知の方も多いかも…江戸時代に日本独自の正確な暦を作ろうとして様々な実験や検証をする暦の改革者安井算哲(渋川春海)や和算の関孝和といった知の巨人達が活躍する本書、夜空を見上げて様々な疑問を抱き、月蝕の計算をした人々、電卓すら無い時代の膨大なる計算や数式を考えると驚くばかりです。
夜空の星が美しく見える季節がやってきます。たまには空を見上げてみてはいかがでしょうか。
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