海外映画・小説・書評本など35冊を買取。
年明け18日…すでに月の半分を過ぎてしまいました。恵方巻きの予約チラシがやたらと目につく今日この頃、きっと2月もあっと言う間に過ぎてひな祭りになって…暖かい春が待ち遠しいですね(^∇^)
しかしっ!その前に大寒が待ち構えております、暦の上ではと耳にする時には気候と合わない(二十四節気は旧暦だから)ものが多いのですが大寒はやはり寒さの底と言うのを体感しますね。寒の水で搗いたお餅はカビが生えないとか、お味噌を仕込むと良いとか、各地に様々な習わしがあるようです。(ちなみに今年の大寒は20日です)
まだまだインフルエンザにも油断ができない時期、受験シーズン真っ盛りでもあるので「うがい・手洗い」を普段よりも念入りに!
さて先日の買取の中から一冊、「私の体を通り過ぎていった雑誌たち」坪内祐三著。小学校時代から大学時代まで影響を受けた雑誌たちにまつわるエッセイ。「冒険王」「少年画報」「平凡」「明星」「COM」「ガロ」といった今は無き雑誌たち…「本の雑誌」「ユリイカ」などの知る人ぞ知る今でも現役の雑誌まで。
中でも面白かったのが、元々は企業PR冊子であった「洋酒天国」(昭和31年ー38年)、サントリーが出していたものですが、この冊子の中から開高健や山口瞳といった作家が誕生しました。その後「サントリークォータリー」という雑誌で復活するのですが、こちらもまた残念ながら2009年88号をもって休刊となりました。
大人の雑誌がどんどん少なくなってきたようで寂しい限りです、きっと誰にもある雑誌遍歴を巡るオトナな本書でした。
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