歴史・人文・哲学関連書など35冊を買取
雨の日が多く夏は来ないかと思っていましたが、暑い夏はしっかりと…そして7月も終わりとなりました。
お盆と絡んで5月に続いての長い休みになる方も多いのでは?気温は高いですが、お掃除・洗濯には持ってこいの天気となっています。本棚にも風を通してくださいませ(^∇^)
夏バテ気味の人も増えるこの頃、夏野菜も多く出回って来ました。冷たいものも美味しいけれど旬のモノでしっかり栄養補給も大事、ウナギはお高くて手が出ないけれど、栄養価の高いものは他にも沢山!夏を乗り切りましょう!
さて、先日の買取から一冊「善く死ぬための身体論」内田樹・成瀬雅春の対談集。
どちらかというと武術家のイメージの方が強かったりして、実はフランス文学者でもある内田樹氏。ポッドキャストなどで話を聴いていると、物静かに相槌を打つイメージだったのですが、本書ではヨーガ行者、指導者でもある成瀬雅春氏にガンガン訊いているという感じです。
生まれて来たからには誰にでも訪れる「死」。それまでに頭の健康と身体の健康が保たれていれば、ある日「あ?お迎え?」とつぶやきつつ死んでしまうのが望み得るベストであると…
身体の方のコントロールには限界があるしかし主体的にコントロールできるのは「心の健康」。
さて「心の健康」とは何?ということを本書では掘り下げています。決して老人向けの本ではありません。
「準備はいつ始めても早すぎるということはない」と本書でも語られています。
ヨーガの話や宗教の話、ミラーニューロンの話までと読めば読むほど惹きつけられていく本書でした。
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